発足に際してのご挨拶 Inauguration

日本下肢救済・足病学会
理事長 
大浦 武彦

この度、「日本下肢救済・足病学会 九州地方会」を設立するにあたって、その意義について述べる。

1. 日本下肢救済・足病学会とは

 高齢者の下肢・足病治療や褥瘡のケアをみていると、日本においては高齢者ケアの基本である"立つ・歩く"がおろそかにされている。これが日本において"寝たきり高齢者"を増加させ、"関節拘縮患者"を多くし、結局は介護費用を増大させている原因の一つと考えられる。我々は下肢を救済・足病を治し、"立つ・歩く"を維持させ、高齢者における健康長寿と人間の尊厳維持することを目指して本学会を立ち上げた。

 創立第1回日本下肢救済・足病学会創立学術集会が2009年9月26日(土)にパシフィコ横浜にて開催された。まだ認知度が低く心配された参加人数は、医師260人、看護師407人、その他290人、総計957人の参加者を得た。
第2回は 中村 正人会長のもと、Japan Endovascular Treatment Conference(JET2010)と連携して東京で行われ、循環器関連の方々の参加を促した。

 本学会に関与する部門としては循環器科・血管外科・糖尿病内科・腎臓内科・形成外科・整形外科・皮膚科・放射線科・リハビリテーション科、更に再生医療など多岐にわたっているが、当然のことながらもう一つの柱として、看護師・糖尿病認定看護師・糖尿病療養指導士・血管診療技師・義肢装具士などコメディカルの参加がある。さらに医療業界のコラボレーションも呼びかけている。

​ なお、2012年には世界創傷治癒学会(World Union of Wound Healing Societies)が日本で初めて開催されることとなった。この世界創傷治癒学会に参加し、充実させると共に、これを契機として本学会の発展につなげたいと考える。

2. 本学会の特徴

1) この学会の特徴は各専門領域の垣根を超えた集学的学会であり、看護師やリハビリテーション、フットウェア関連の方々も同等として参加している。
2) 毎年3冊の学会誌を発行している。
3) 地域連携、特に下肢創傷治癒センター設立の促進
4) 看護師に対する教育プログラムを設定し、毎年開かれるセミナーにおいて、単位収得者に対して学会認定を行う。
5) 教育プログラムを行い、下肢救済・フットケアのレベルアップに努めている。
6) 策定中の計画
(1) 広範囲疫学的、広範囲医学的調査
(2) 用語集の設定
(3) 各地方会を設立し、全国の会員との連携をはかる

3. 日本下肢救済・足病学会と九州地方会との連携について

1) 学会として必要な統一性(疫学調査・用語・ガイドライン・行政や他学会の働きかけetc.)を要するものは検討の上、なるべく統一をはかる。
2) 九州各県で開催されている実践フットケア研究会など、今迄の伝統と慣習の扱いについては各地方会に一任する。
 以上、皆様には是非この機会に日本下肢救済・足病学会の会員になっていただき、九州地方会を発足させていただければ幸いである。

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第6回日本下肢救済・足病学会 九州・沖縄地方会 学術集会
第9回日本下肢救済・足病学会学術集会
第16回日本フットケア学会年次学術集会
第15回日本褥瘡学会九州・沖縄地方会学術集会
第14回日本褥瘡学会九州・沖縄地方会学術集会
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